« 「カードの切り方が人生だ」一覧 | トップページ | 「パビリオン山椒魚」初日記事vv »

2006年9月23日 (土)

「YS-11 国産旅客機44年の航跡」

Tytle_r2_c1 国立科学博物館で只今NEWS展示されている「YS-11国産旅客機44年の航跡」に行って来ました。公式サイトは写真から、ニュース記事はこちら



えー、これは子供が、っていうより親が行きたくて行って参りました。こういう時、うちの夫婦の結束は固いです(笑)。子供に語りたい事も2人ともヤマほどあるんですが、彼ももう付き合いが長いので心得たもので、今日はPDA(携帯情報端末)案内のイヤホンをしっかり耳に入れて(笑)ひとりまじめに展示を楽しんでいました。

 展示は、稀代の名機YS-11の製作過程の苦労話や関連機器の展示がメインで、飛行機オタクの間では、このプロジェクトX1年分に相当するくらいの壮絶な開発話は本当に伝説となって語り継がれています。阿川弘之氏の「あひる飛びなさい」という小説にもこの間の事情は詳しく記されていますが、実際に、その時使ったほんとに簡素な機器や計測器を見せてもらうと、そのあまりの頼りなさに何だかジーンと来てしまいます。戦後米軍から航空に関する活動の一切を禁止された後の時代、その精密さもさることながら「こんなんでよく・・・」という驚きとため息の連続です。その禁止の元となった、つまり当時そこまで米軍を震撼させた日本の飛行機設計技術の結集「零戦」の展示もあります(開発者の故・堀越氏がYS-11の設計も担当)。こうして作ったYS-11は驚く事にまだ現役で飛んでいます。さすがにこの9月末で就航終了となりまして、今回はその記念展示です。最近では、ちっさいので(笑)閣僚専用機とか、賓客用とか、あと作りが緻密なので海上自衛隊では長い事主要機として採用されてきました。

 日本のこの方面の技術は今や世界の注目を浴びるロケット開発部門に引き継がれています。その基幹部分を支える、日本が世界に誇る町工場のおじさんらしき人が、納品の帰りなんでしょうか作業服のまま、じっと展示に見入っていたのが印象的でした。ふつーのおじさんにしか見えませんでしたが、ひょっとしたらNASAからの特注受けてるその筋の偉い方・・・だったかもしれません(^_^;)

|

« 「カードの切り方が人生だ」一覧 | トップページ | 「パビリオン山椒魚」初日記事vv »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/103190/12010826

この記事へのトラックバック一覧です: 「YS-11 国産旅客機44年の航跡」:

« 「カードの切り方が人生だ」一覧 | トップページ | 「パビリオン山椒魚」初日記事vv »