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2006年7月24日 (月)

ミツバチのささやき

058

かわいい~~~~っっっ(笑)
もう、本当に可愛くて可愛くてどうしようという愛らしさの、主人公ですvv
今はもう無くなっちゃったんですが、以前、日本のロードショーには掛からない海外の秀作ばかり選んで公開してくれる映画館が六本木にありまして。今の岩波ホールよりはもう少し商業ベースでしたが、それでも映画初心者の私には「手強い作品がかかるオトナの映画館」でして。で、そこで、最初に大好きになって憑かれたように何度も通いつめるという経験をしたのが、この映画でした。だって本当に可愛いんですよ~ホントに!

今考えてもこの映画は私の人生の一つの転機、でした。少女だけが持つ無垢な力強さ、無償の愛という形になって現れるその美しさ、ある意味人間の一番崇高で観念的な部分を体現できる、女性の人生のホンのひと時に対するいとおしさ・・・を、自分の感情として感得できたのがとても大きかったです。その頃はいわゆる女性の社会進出が盛んで、女性というカテゴリを飛ばして「人間」という捉え方に流れる風潮がありましたので、若い私にとって、自分の中の女性というものを性として肯定的に見つめることも出来たのはとても有難かった。それに今で言うところのアブナいおにーさんたちが少女に対して抱く幻想も、程度の差はあれ「誰もが抱く思い」である事も、自分を通して理解できました。後年出てくるいわゆる宮崎アニメが、少女達の持つ「この世を切り開く正しい力」に祈りにも似た期待をかけるのも、我が事のように共感できました。彼女達なら出来る、と。 
・・・まぁこの辺から私のオヤジ属性は始まったのかもしれませんが(笑)「自分を知り他人を知る」ために必要な鍵、想像力とsympathyをまたひとつ与えられた、という意味で、本当に得がたい経験でした。

あと有名な話ですからここにも書いていいと思いますが、この映画は往年の名作、初代の(笑)「フランケンシュタイン」が重要な登場人物となって出てきます。そこで賛否が分かれてた・・・ように記憶しているんですが、元フィルムも挿入されているし、ファンは必見vv です。

 


映画祭で見せてもらったものは残念ながらうちにあるDVDより更に劣化が進んでいたのですが(^_^;)、ニュープリント、期待していますvv

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