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2006年4月10日 (月)

「男の隠し味」

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丸谷馨/著   関博/写真
読売新聞社 (ISBN:4-643-01017-7)
発行年月 2001年12月
サイズ 233P 21cm

「オダギリアリスティック」様で教えて頂きました~クロモモさん、有難うございましたm(_ _)mクウガ終了後ファンの間では大変話題になった本だそうで、私は今回初めて見ましたv 以下感想を書きますが、ココをごらんの皆さんはよくご存知の内容だと思います。どうぞ読み飛ばして下さいm(_ _)m







いきなりですが(笑)オダギリジョー君は「英雄変身炒飯」を披露していました。何だかネーミングが「らしくないなぁ」と購入前思ったのですが、読んでみてその理由がわかりました。

この本は、料理もちょっと自慢しつつ、その姿を通して出演者のひととなりも垣間見える、のが面白い。料理本としてもたいそう参考にはなりますが、だから作り方も箇条書きなんかではなく、普通の会話や地の文の中に紛れ込んでいますvv
で、そういう言わばライトな対談集のような本なんですが、その中でオダギリ君のページだけは異質です(笑)本人到着から炒飯作って食べて帰るまでが、ただ分刻みで時系列に並んで書かれているだけなのです。しかもスタジオ入りから帰るまで正味30分。後述しますが大変丁寧な作り方の炒飯なので、本当に30分中20分ぐらいはわき目もふらず真剣に作業してたと思われます。しかも試食3分で「本日終了」。結果。全くコメントが取れていない(大爆笑)。調理に専念するオダギリ君の横で丸谷さんが声もかけられずに困り果てている姿が目に浮かびます。本文ではしょうことなしに丸谷さんが見たクウガの感想が書いてありましたよ(笑)。いや、オダギリ君はホントーにご飯作りにいったんですね~エラいですvv

その炒飯ですが。私が文字通り苦汁を舐めさせられた数多の経験からいくと(笑)「男の料理」って創造じゃなくてたいてい想像、なんですよね。食べた味から逆算して作る。だから材料は同じでもびっくりするような手順だったり、あるはずのものが無かったりして、それが面白いんですが。オダギリ君は、野菜を炒めて取り出し、めんつゆ入り溶き卵とご飯を炒めて取り出し、最後にひき肉とベーコンを炒めて、そこに野菜とご飯を加えていく(ここでめんつゆとマヨネーズが隠し味)という、手順も味付け方も実にちゃんとした(笑)ものでした。たぶんですが、最初に誰か料理上手な友人に教わったのでしょう。記録によると全工程20分で終えてますから相当手際もいい。実は今日お昼作ってみたのですが、使い慣れた台所でもきっかり15分かかりました。そして調味料の分量が一切書いていないので(笑)目分量でしたが、私的には大満足な味でした。少々焦げやすい(特に卵)のと、マヨネーズは今の流行のように油代わりに使うのではなく、こくを出すための隠し味なので、ベチャっとさせないさじ加減がちょっと必要かな、という感じですが、でもおいしいです。殿方で、この「皿に取り出す」という手順を繰り返せる人がどれだけいるかわかりませんが(笑)火力の弱い家庭用ガスコンロの弱点をうまくカバーした火の通りで、確かに「男らしい」味になってましたです。


余談ですが、っていうかこれも知らなかったんですが、開けてびっくり次のページが葛山さんの竜田揚げ~vそして巻末には、数多のゲストを差し置いて、なぜか丸谷さんと一条刑事と椿医師、食についての三者会談vvvが載っています。お2人のうらやましくなるほど豊かな食生活が堪能できます。野菜を食べなくても一条刑事になれるというのは朗報でした(笑)


追記:他にも、本文ではクウガとガオレンジャーのオンパレードで(笑)、葛山信吾、大塚よしたか、酒井一圭、富永研司(クウガ中の人)金子昇、浦井健治、野上彰、玉山鉄二の名前が。面白いところでは、徳永二男、阿川弘之、崔洋一、三笑亭夢丸。 本職として、三國シェフやNOBUさん、原田慎次さん、石野勲さんのレシピもあがっています。


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コメント

実は私はまだ作ったことがないんです。
確かオダギリさんのお母様が栄養士か
調理師の免許を持っておられるですが、
その影響でしょうか?
オダギリさんってかなりきちんとした方ですし
きっと小さい頃はお手伝いもされていたんでしょうね。

投稿: 黒桃 | 2006年4月12日 (水) 17時20分

黒桃さん

本当に良い本を教えていただいて有難うございました。オダギリ氏のページはモチロンですが、ほかのページも私にとってはかなり面白かったです。お買い得でした。

>オダギリさんってかなりきちんとした方ですし
調理に入る所に「丁寧な手洗い」という記述があって、私は最初野菜を丁寧に手で洗ったのかと思いましたが(笑)
自分の手を丁寧に洗ったんですね~1分かけてv
そのあたり、プロであるお母様仕込みという感じが、ひしひしと致しましたです。

投稿: contessa | 2006年4月13日 (木) 00時55分

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» [その他]再現!!「英雄変身炒飯」 [小次郎つばめ返し]
http://contessa.txt-nifty.com/blog/2006/04/post_7a0d.html 先日から話題になっている「男の隠し味」という本をcontessaさんが購入されて 実際に作ってレポしてらっしゃいます。 私はこの号しか買ってないので、他の方の記事を知らないのですが、 contessaさんが作ってみて、初めて気付く「取材の舞台裏」の推理が実に見事です。 私の予想に反して結構おいしいらしいです。 え〜〜〜おいしいとは思うんですよ。 子供の頃「マヨネーズしょうゆご飯」が大好... [続きを読む]

受信: 2006年4月11日 (火) 22時17分

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