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2006年3月15日 (水)

終わった~vv

7mar_hifi 今月分のお仕事終わり~vv 何だかここの所絶好調です。仕事部屋に行くのも、〆切の無い原稿はよい気晴らし。三寒四温、春ですね~





 気晴らしといえば、英語と日本語が狭い頭の中を飛び交っている時、一服清涼剤、になるのが意外なことに漢詩です。これは今まで結構な人数に薦めて、その度に喜ばれてきたので、自信あります(笑)。漢文は、英語と同じ構造なんですが日本語の書き下し文がついてる。原文と書き下し文は同じ事書いてますから、英語のような日本語のような中途半端なところで頭がぼんやり遊ぶ(笑)んですね。このいい加減さが、いいvv で、更に、ホントの漢文(史記とか紅楼夢とか文の長いヤツ)読み出すと止められなくなるので(笑)、漢詩あたりがちょうどいいんです。

 この時期、私が必ず思い出す詩に崔国輔という超マイナーな詩人の「長楽少年行」があります。この人は多分日本ではこの詩でだけ有名(笑)です。

 「長楽少年行」     崔国輔

遺却珊瑚鞭,   珊瑚の鞭を 遺却すれば,
白馬驕不行。   白馬は  驕りて 行かず。
章臺折楊柳,   章臺に  楊柳を 折る,
春日路傍情    春日の  路傍の情。

「新唐詩選」で吉川幸次郎氏は、こんな解説をつけてます。曰く
「たくましい白馬に乗っている。鞭は珊瑚を装った贅沢な鞭。それを道に落っことした。拾うのは業腹である。しかし駿馬は鞭がなければ言うことをきかない。
つと、手を伸ばしたかと思うと、引き寄せて折り取った柳のひと枝。時は春、場所は長安の色街章台。どこかの粋な姐さんが、道端でうっとり見とれているかもしれない。」

少年は、今で言う青年。珊瑚様の鞭はいかにも遊びなれた男の粋な手慰み物といった感じがします。だから玄人の姐さんの目を引くんですね。でもそれがたぶん全然眼中に無い(笑)この男の稚気と豪胆さ。柳を折り取る姿の、艶っぽさと爽やかさの同居した風情そのものがいかにも「春」という感じがして面白いです。

そして、あくまで詩の情景として好きなので、実際にどんな感じの男かと考えると、今までなかなか想像できなかったのですが。

いや、居ましたね~(笑) 

ぴったりですvv

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