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2006年3月23日 (木)

「ゆれる」舞台挨拶(1)

yureru *今回の試写会は、黒桃さんから情報を教えて頂きました。この場を借りて心からお礼申し上げます。
本当に有難うございましたm(_ _)m

舞台上手から、西川監督、オダギリジョー、香川照之の順で登場。オダギリ氏はラペルをサテンでパイピングしたブラックスーツにノーネクタイのホワイトシャツ。ヘアスタイルはSHINOBIかスクラップヘブンかというぐらいサイドをタイトに固めて流し、とさか立ててました(笑)

司会:それではお三方に一言ずつ、ご挨拶を頂戴いたします。

◎西川・本日はこんなに大勢の方にお越し頂きまして本当に有難うございました。2年半近く発表までかかりましたが、卵を大事に大事にあたためてきて、ようやく孵ったという感じです。今日はどうぞ宜しくお願い致します。
◎オダギリ・こんにちは、オダギリです。西川監督から脚本を頂いて、撮影まで1年、1年半・・・はなかったですか。でもその位ありまして、そういうのは初めてだったんですよ。その間にだから1年かけて本を読んで、で、もうやれるだけのことはやりました。僕はこの間30才になったんですが、ですからこの映画を撮っている時は20代最後で、あとはコメディが1本残っているだけでそっちはもう芝居はどうでも良かったので、本格的な芝居はこれが最後だったんですよ。それで、僕ができる芝居を、20代で出来るすべてをここにかけました。ですからそれが映像の中に残っていればいいなと思いますし、映画も楽し・・・くはないですけれど面白い映画になっていると思いますので、どうぞ宜しくお願いします。
◎香川・こんにちは、香川です。僕も本を頂いてから1年くらい間がありました。撮影が2005年10月で、弟役はオダギリジョーだという情報だけ頂いてまして。で、久しぶりに、本を読んで驚きました。この本を書いた時、監督は20代の終わり、いや30?(笑)とにかくそんなうら若き女性が、こんな本を書いたという事に驚いたんですよ。そんな若い女性が男の、兄弟の話なんて書けるわけがない(笑)・・・で、まあやがて撮影をして今日に至ったわけですが、先ほどオダギリ君が奇しくも「20代のすべてをかけた」と言ってましたが僕も、12月に40才になったんですよ(笑)。ですから僕もこの映画に「30代のすべてをかけた」と(笑)これはもう、声を大にして言いたいと思います。そして、オダギリ君が20代をかけ、ぼくが30代をかけたというその意味が、2時間後にきっとわかっていただけると思います。


 

司会者:では映画についてと、共演の方について一言ずつお願い致します。

◎オダギリ・本に関しては、よくこんな話が頭の中で組み立てられるな、というようなすごい台本で、監督は僕より1つ上?なんで、まぁ同世代なんですが、正直嫉妬しました。嫉妬・・・っていうか、うーん、もう僕の手の届かない場所にある才能そのものが、くやしかったですね。だから僕に出来るのは、与えられた役をどれだけ広げられるかという所で勝負するしかなかったです。西川監督の印象は、演出家としても映像作家としても、嫉妬とというかねたみというか、もうなんだか遠すぎて。実はさっきも楽屋で3人でお話させて頂いていたんですが、今朝起きた時、あぁ今日監督と香川さんと3人で舞台挨拶だ、お2人にお会いするんだと思ったら、もうそこでむちゃくちゃ恥ずかしかった、ですね。何かむかーし香川さんと奪い合った女に会う、みたいな(場内大爆笑・監督気の毒なくらい赤面)そんな気持ちになりまして。いや、ほんとにそんな感じに似てました。香川さんには、初日からとても優しく接して頂いて、僕はコミュニケーションを取るのが苦手で、話してもらわないと話せないんですが、それを理解して下さってました。香川さんとの共演は、役者としての意識や芝居に対する考え方に共通点がいくつかあって、それがどんどん見つかっていくうちに本当の兄弟のように感じられて来て。普段から兄だと信じる事が出来ましたし、それは香川さんとでなければ成立しなかった関係性だと思います。その2人の空気が映っていればなと思います。

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コメント

おつかれさまでした。
どうでした?
やっぱり凄い映画でしたか?

早く夏にならないかと心待ちにしております。

投稿: クロモモ | 2006年3月23日 (木) 22時45分

クロモモさん

この度は本当に有難うございました。
せっかくのご好意だったのに、こんな拙いレポしか書けなくて申し訳ないです。

映画は、やっぱり凄かったです。
既存の監督作品をなぎ払うという意味では
青山真治監督や、石川寛監督に匹敵するスケールと技量の持ち主です。
どう凄かったか、頑張って書いてみますね。

投稿: contessa | 2006年3月24日 (金) 01時21分

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すんませんすんません、連日、寝込みを襲うように夜中に繋いだりして。 ・・・・・・と、ここまでかいたところ昨日の所にcontessaさんから時間差で先制攻撃を!!! contessaさんの突撃舞台挨拶レポでございます。 まずはこのようなレポを読ませて頂いて本当にありがとうございます。 昨日の所からでも、こちらからでもお好きなところからどうぞ! http://contessa.txt-nifty.com/blog/2006/03/post_e0bb.html よくメモも無しでここまで覚えていることができ... [続きを読む]

受信: 2006年3月24日 (金) 00時09分

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