« ホテル・ルワンダ | トップページ | 時効警察(4) »

2006年2月 3日 (金)

嫉妬の香り(5)

 私が本放送の時にちゃんと見たのはこの回です。当時と今とでは全然感想が違うのを、今日は面白く思って見てました。
 まず私は当時、今よりもっとちゃんと真面目な(笑)ニンゲンだったので、仕事の進行を滞らせている本上さんには???がいっぱいでした。だからオダギリ氏の怒りを至極当然の事と思い、むしろ加担していたのよく覚えています。上司に対する過度な憧れは置いといても(笑)組織で働く人としてはオダギリ氏の対応はごく普通の事だし、この会社では彼だけが仕事の遂行を真剣に考えている唯一まともな人なんじゃないか?とか思っていました>絶対違うvv
それから、これは今日見て思い出したのですが、私は自ら身を引くようなタイプの男性がどちらかというと苦手なのですが、この回の堺さんはとてもとても好きでした。自分の気持ちを抑えるのにいっぱいいっぱい・・・でもなく、ちゃんと相手を気遣う余裕もあり、しかも切ない気持ちは隠そうともしない。そのあたりの、引いているようで実は火の出るような思いで懸命に戦っている、その姿が、堺さんが演じると邪心のかけらも感じられなくて、とても真摯で誠実で、素敵でした。

 今見ると、というかちゃんと第4回を見てこの回を見ると、前の回で私がヤラれたオダギリ氏のあの哀しみが、加速度的に変容していっているのがよくわかります。あの横顔と、怪文書を作成しようと思いついた時の「壊れた笑顔」は見事に繋がってましたし、河原さんを庇おうとするその瞳がもう普通でなくなっているのも、ものすごく納得です。そこから「あなたのためなら死ねます」とか言いながら体鍛えてるあたり、もうネラッてるのかというくらい一途でむちゃくちゃでイタイタしいんですが、なんかこう、笑えなかった。差し出されてくる感情はテレビ的にデフォルメされていても、その向こうに、別の意味でのリアルさというか生々しさが透けて見えて、どうにも切ないんですよね。。。いや、その瞬間をさらりと流してしまうのがTVのよい所で、見る側が、こんなに考え込みながら見ている時点で大いに勘違い、なんですが(笑)。




<主な出来事>
入院中の本上さんは堺さんに対して気持ちが離れていくばかり。そんな時、(回想シーンで出てきた)伊藤英明さんがお見舞いに来てくれて、河原さんも居合わせ、そこで初めて本上さんは、河原さんの嫉妬の端緒を知ります。一方オダギリ氏は「汚い仕事は僕がやります」とばかり、本上さんのストーカーの過去を暴いた怪文書を作りFAXで流します。取引相手からは早速「降りて欲しい」コールですが、寺脇さんが、何と伊藤さんを会議の席に呼んで事情を説明してもらい、事なきを得ます。でも事ここに至って経緯をすべて知ってしまった寺脇さんと河原さんの仲は決定的に冷え切ります。行く当てもなくなった河原さんは、入院中で本上さんのいない、堺さんの家へ転がり込みます。堺さんはもう、絶対本上さんを裏切らない自信があるからこそ彼女を泊めるのですが、朝、2人でオムレツ作っているところへ、本上さんが1日早く退院してきます。。。。

|

« ホテル・ルワンダ | トップページ | 時効警察(4) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 嫉妬の香り(5):

« ホテル・ルワンダ | トップページ | 時効警察(4) »