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2006年2月 1日 (水)

プライドと偏見

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行って参りました~"Pride and Prejudice"

公式サイトはこちら





以前にも映画化され、最近ではBBCのTVシリーズにもなり、あちらでは高い人気を誇る原作・・・に、ひょっとして英文学演習でブチ当たってしまった貴女!無情な教授に初級英語のテキストとしてコレを選ばれてしまったアナタ!!そして心ひそかに今もかすかなトラウマを抱えこんでしまっている皆様!!・・・これはそんな方にこそ、是非是非見ていただきたいと思う映画ですvv いや、だって、見てて、声出して笑えるシーンがあるんですよ!登場人物を「可愛いv」と思うシーンなんて満載なんですよ!そして何より、最後にジーンとして胸がいっぱいになってしまうんですよ!信じられますか?!(こらこらっ)

映画としての撮り方の手法に今回は拍手喝采です。会話劇だからこそ、惜しみなく労を尽くした背景・設定の優美さ繊細さ。映る景色は全然違いますが、その映像の美しさに私は「眺めのいい部屋」を思い出したくらいです。さらに、一部映画的に冗長と思われるせりふは思い切ってすっぱりカット。かわりに非常に象徴的な情景をそこに差し込んで語らせる。映画ならではの手だと思いますが、その映像の残す印象の見事さゆえに、ある意味言葉よりも深くこちらに訴えかけてきます。そして最後に人物描写の見事さ。御覧になった英文学の教授陣はひょっとしたら「原作の品格が・・・」ぐらいの事はおっしゃるかもしれません。でもその英国式寡黙と沈鬱が今までこの作品の「錘」となってきたのも又事実。そこを割り切って、まるで「若草物語」のように描き出される、明るく華やいだ女性達の姿。それによって、ステロタイプになりがちな主人公達が、彼女達一人一人の心の襞が、より鮮明に浮き上がってきます。こんなに魅力的なジェーンは他では見た事が有りませんでしたし、エリザベスのプライドにここまで手放しで快哉を叫んだ事もなかったです。ある種オーバーなほど生き生きと描かれた、そのはじけるような「若さ」が、あのイギリスを覆う「厚い灰色の雲」を見事吹き飛ばした、そんな感じです。

 ご一緒して下さったKさんも、とても楽しんでいらした様子vv ひょっとしたらもう一度行くかもしれません。偏屈な私が見ても(笑)これだけどなたにでもお薦めできる映画は久々です。今期は話題の映画がこの後続々登場しますが、もし何を観ようか迷う日があったら、これは御覧になって損はないと思います。。。



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キーラ・ナイトレイ主演の文芸・ラブストーリー。 [続きを読む]

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