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2006年2月28日 (火)

最遊記

 一時期アニメ映画にもなったのでご存知の方多いと思います。峰倉かずやさんの描いている一大長編漫画です。どのくらい長編かというと、たぶん今年で連載足掛け7年目・・だと思います。これでも作者様の頭の中では今やっと半分来たとこ、なんだそうですが(笑)
話のあらすじは「西遊記」とだいたい似ています。今テレビでやっている「西遊記」では、収録の合間に俳優さんたちが「天竺は遠いなぁ(笑)」とぼやいているらしいですが、最遊記も西は目指しますが、そこに住んでいる「牛魔王」を退治するのが目的です。三蔵法師と同行する、悟浄、悟空、八戒が妖怪で皆イケメンです(笑)。設定として、妖怪と人間が普通に共存する「桃源郷」を旅しているので、お供の妖怪は「妖力制御装置」をつけています(中国古典の「西遊記」はこの辺から忘れ去られます・笑)。
 で、今日書きたかったのは。
 なんと連載七年目にして今号初めて、八戒が「妖力制御装置」を外して素の「妖怪」になったんですよ。クウガだって一年後にはちゃんと5種類出揃っていたというのにvv(余談ですが、クウガは主人公の変身フォームが回を追うごとに増えて行ったので、その度に買わされる親からは早々に悲鳴が上がっていました。あそこまであからさまにおもちゃメーカーと結託したヒーローはそれ以前には居なかったので、私の周りでは話の内容以前に、その商業主義に辟易して子供に見せなくなった人も多かったです。今ではそのやり方はデフォとなってますが・汗)
 しかし4人しかいないキャラの「もうひとつの姿」を見るのに7年かかるとは思ってもみませんでしたよ(^_^;) 今まで背中だけ、とか一部だけとか描かれた事はありましたが、後は殺戮後の惨状が描かれるだけなので「どんだけツヨいんだ~」と、そうでなくても怖い(笑)八戒の性格を更に更に怖くしていましたvvわからないから勝手に想像ふくらましてしてコワい、というのもありますけどね。あまりにも待ち焦がれた、もう待ちくたびれかかっていた妖怪の姿がやっと登場です。

・・・待っていてヨカッタ。
何だかページをめくりながら深い深い感慨にふけってしまいましたよ。絵の美しさもさることながら、ここまでの八戒のあらゆる場面がさあっと頭の中を駆け巡って、そちらの方で感無量でした。設定上はひとつ年取っただけなのですが(笑)連載開始の頃の「お兄ちゃん」も今や立派な青年。来月号以降も戦闘シーンは続くのですが、ここで妖怪に戻ったことで又この人は悩み苦しみ傷ついて、更に「西へ」進んでいくのでしょう。

7年かけてきた道を、更に、西へ。


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