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2006年2月 7日 (火)

キネマ旬報決算特別号

060202main 2004年の映画界のすべてと各賞の発表、そして2005年上半期映画をあらかた紹介するこの2月下旬号は、毎年値段が倍!なんですが、年間通してこれだけ買う、という方もいる位、好評です。映画って大体、好きな人同士で好きなものばかり好きなように観て「終わり」になるので、こういう本でイロイロと自分の勘違いを正されて初めて「観た」事になるのかな、と私もいつもとても楽しみにしています。
 表紙の人について熱く語るのはひとまず置いておいて(笑)、思わず考えさせられちゃったのはP328の「日本映画時評」。「製作と上映のサイクルが狂っている」という題です。去年「運命じゃない人」という新人監督の撮った映画が、出てきていきなり各賞を総なめにする質の高さで、映画好きをヨロコバせましたが、そういう新進気鋭の映画人が多数輩出しているにも拘らず、現在「公開待ち」の映画が年間100本近く新たに生まれているんだそうです。嬉しい悲鳴、といえば聞こえは良いですが、私の好きなシネ・アミューズの例を挙げるまでもなく「採算の取れない映画を掛ける」というのは、本当にタイヘンな事なんですよね・・・だったら私が水曜だけじゃなくちゃんと1800円の日も観に行きなさい、という事なんですが(^_^;)、3年待ってやっと公開されたという「カミュなんて知らない」とか、やかまし系音楽ファン(笑)の間で絶賛されている「エリ・エリ・ラマ・サバクタニ」とか、俳優や監督の名前だけである程度お客さんが見込めるものですら、待たされているという現実。私も「HAZARD」の公開を待ちわびていますが、9.11から相当経ってしまった今見ても、あのピリピリ感は半減してるんではないか、とだんだん心配になってきています。
 最近はいわゆる「単館」映画館以外でも、シネコン系の映画館ではそういう「賭け」に近い上映をしてくれるようになりましたが、それが昔からの映画館を廃業に追い込んでもいるわけで。数字に弱い私には策すら思いつきませんが、本当に、どうしたら、いいんでしょうね・・・

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