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2006年2月24日 (金)

BIG RIVER 試写会の模様

写真は撮りませんでした。申し訳ありませんm(_ _)mオダギリ氏の願いどおり、明日の新聞に載りますように・・・・

司:ではオダギリさんの登場です。皆様盛大な拍手でお迎えください(舞台上手側客席出入り口より登場。服装はパープル系のブレザー型革ジャケットに豹柄のイン、ブルーグレーのシルク?バンツ(光沢なし)で、白いテンガロン風の帽子を持っていました。髪型は真ん中分け)
J:こんばんは、オダギリです。
司:今日はどうぞ宜しくお願い致します。
J:宜しくお願いします。
司: 舞台挨拶は・・・
J: そうですね、ちょくちょくさせていただいてるんですけど一人というのは初めてなんですよね。だからマスコミの方がちゃんと集まってくださるのかなと(笑)。一応、ね、ちゃんと来て下さってるみたいですね。有難うございます。これ、写真ちゃんと明日の新聞で使ってくださいね(笑)ねぇ、なんか華が無くてすみません。
司: いえいえそんな事ありませんよ。すてきなお衣装で。今日も。
  で、映画をこれからご覧になる方により楽しんでいただけるよう、映画自体のお話を聞かせていただきたいんですが、まず環境がですね、全編アメリカということで、オダギリさんは単身アメリカに渡られたわけですよね。心境は如何でしたか?
J: まず、ちょうど1年前の正月だったんですよ。正月に日本を発った。で向こうへついても正月じゃないですか(あ、時差で?)そうです。で正月なんで寂しいんですよ。町がね。フェニックスっていうアリゾナの町なんですけれど、元旦ということで町全体がさびしかった。ですごいとこに来ちゃったな、と。どこへ連れて行かれるんだろうかと・・・
司: ねぇ、まるで誘拐でもされそうに・・・
J: あ、いやそれは違いますね(いきなり素早く突っ込んだので場内失笑)言いすぎです(きっぱり)
司: あ、え、違いましたか、すみません
J: あ、いや、でもそうですね、そんな感じですね~(ゆるいテンポに戻してボケてみせ、場内微妙に笑) 拉致されたとか、まあそんな感じだったかもしれないですね~(一人笑)
司: ・・・すみません。で、実際、撮影入られるとスムーズに。(ええ)スタッフは、ニューヨークから半分、アリゾナから半分ということでしたが、どんな感じだったですか?
J: 僕のイメージでは、アメリカ人ってすごい自分勝手な感じがあって、例えば照明担当だったら照明以外は興味がなくて、他の仕事してる人に対しては文句ばっかり言ってそうな感じがしたんですけれど。今回は、みんながいろんな手伝いをするっていうか、例えばメイクさんでも照明さんでもみんなで助け合うんですね。重い照明器具も関係ない人が持って運んであげたりして。日本だともっとこう職人ぽいっていうか、それ以外の人には触らせないみたいな感じですからね。ひとつのグループみたいな感じでしたね。
で、そうかと思うと携帯がね、なったりするんですよ(笑)。平気で。本番なのに。で一応みんな怒るんですけれどまた鳴ったりする。
司: マナーが守りきれないっていうか
J: あ、それは違いますね(また、いきなりの素早いツッコミ)
司: すみません、違ってましたか
J: いえ、あ、そうですよね、ホントその通りですよ~(パターンになってきたのでみんな安心して笑う。本人も最後は下向いて笑っている)すみません、そんな事はどうでもいいんですが(勝手に〆る)
し(気を取り直して)で、全編英語というのは如何でしたか?
J: えーと英語で芝居というのはですね、僕10代のころアメリカに留学してて、その頃やらされてた時にはダメダメで、もう浮きまくってて。それがトラウマになってて。ええもうトラウマ化しててですね。心配だったんですけれど。今回救われたっていうか安心したのは、哲平が日本人で旅行者と言うことで、英語が多少つたなくても芝居は成立するなと。
司: どうせわからないから?
J: いや、それは言いすぎです(3度目のつっこみ)
司: あ、すみません~
J: いやそうじゃなくて・・・って、何言おうとしたか忘れちゃったじゃないですか(場内笑)
司: あ、えーと実際の現場で・・・
J: あ、そうでしたね。そうですよ、ここからいい話になるんですよ(場内笑)
  いや、アメリカのスタッフは僕を知らないじゃないですか。英語もろくにしゃべれない若造が、みたいな感じで。それが、僕が台本プラスアルファを出すと、スタッフがそれで刺激を受けてくれてですね。面白がってくれるので楽しかったし、そういうアドリブっていうか即興的なものを混ぜるようにしていたら、役者として僕を認めてくれるようになったんですよ。で最後のほうは愛されてるなーと感じられたし、受け入れてもらえた。やっぱり芝居は言葉じゃないんだなあと思いましたよ。
司: そうですね。その辺の魔法がもう映像にも反映してると思いますけれど。じゃあ、やってよかったですねv
J: ええ、え、もちろん(苦笑)
司: で船橋監督はこの映画で長編初デビューというわけなんですが、どんな事が印象に残っていますか?
J: えーとスタッフみんな外人なので、指示は全部英語なんですよ。だから僕に対する演技指導も全部英語、でしたね。あいまいだったり、間違っていると嫌なので、そういう時は僕が日本語で聞き返したりしましたけれど。
司: 今回共演者のお2人も、イランの方がパキスタン人の役、もうお一人はアメリカ人ということで多国籍な感じなんですが、そこのところの共有というか、コミュニケーションはどうでしたか?
J: まずカービーさんはですね、あ、このポスターには写って・・・無いですね(笑)。非常に楽しい、ユーモアのセンスのある方で、場の盛り上げ役でしたね。
クロエさんは、ねぇ(司:ねぇ、とても気を遣って・・・)そうなんですよ!(ほっとしたように)とっても気を遣われる方で
司: ベルリンでもすごくね、気配りなさって・・・
J: そう、もうほんとにね、日本女性よりも日本人らしいんですよ~。で、英語のせりふの先生のような事も2人でしてくれて、そういうのもよかったんでしょうかね。コミュニケーションとして。せりふあわせなどで話す時間があって。
司: ねぇ、もう他人とは思えないような
J: いや、それは違いますね(・・・もうみんな笑わない)
司: あ、違いましたか(あっさり)で、先日ベルリン国際映画祭のフォーラム部門に正式招待されたということで、行ってらっしゃったんですよね。帰ってきたばかり。
J: そうですね。そうなります。
司: ベルリンは如何でしたか
J: いや、ベルリンは初めてだったんですが、生意気ながら、僕はカンヌの赤じゅうたんを2度、踏ませていただいているわけなんですが、それと比べると、なんかこう、カワイイんですよね。じゅうたんが。そこの(客席通路を指差して)こんなもんなんですよ。で客席が近いし、上映が終わると必ず質疑応答があって、お客さんとの距離がものすごく近いんですよね。みなさん優しい。
司: でも見てすぐ質問とかって、こわいですよね。
J: そうなんですよ。でもカンヌより映画を楽しんで見よう、っていう感じでした。カンヌはもっとビジネスっていうか
司: もっとシビアで
J: ねぇ 文句つけてやろうみたいな。ま、そんな事はどうでもいいんですが(勝手に〆る・その2)
司: 街の観光とか、ご覧になりました?印象は如何でした?
J: 今回時間がなかったんですけれど、ベルリンの壁にね、行ってきました。なんかこう、歴史的にすごいものだと思うじゃないですか。それがほんとに普通のブロック塀で、高さも3mくらいしかなくて低くて、何だかあまりリアルに感じられなかったですね。
司: 観光名所のような
J: ・・・それは言い過ぎですよ。ひどいですね。
司: あ、でもこうね、壁にグラフィックがすごくて
J: 汚いですよね。あれを命をかけて越えたりトンネル掘ったりしたという歴史を考えると、なんか不思議ですね。こんな低い壁ひとつに命をかけるって、やっぱり共産圏はコワいな、ってことですかね。
(司会の方と一瞬顔を見合わせ)すみません、ここは明日の記事ではカットでお願いします(場内笑)
司:で、ベルリンではスタッフの方とも一年ぶりの再会でしたが。
J: 照れましたね。その後別の作品に入ったりすると、忘れちゃうんですよね。恥ずかしい。
司: 嬉しかったでしょう?
J: 嬉しい・・・ですけど緊張しましたね。ゼロではなく10くらいからの出発で。
司: そこでクロエさんが日本語で話しかけていらして。
J: ねぇ、もうなんか幼稚園の先生と生徒みたいな感じだったですよ。ほんとに
司: 余計に照れ臭い?
J: そうでしたね。
司: あ、今のは合ってました?
J: 合ってました(笑)
司: ではそろそろ写真撮影のほうに
   
一人で舞台の真ん中に立って、舞台下の写真班に目線を合わせる。割とにこやか
続いて座席後ろのカメラに向かって目線を合わせる。「笑顔を振りまく感じで」と司会の人に言われてましたが仏頂面でした。
写真班の人に「オダギリさん、帽子かぶって下さいよ」と言われ「いや、これは持ってるだけのものなんで」

司: それでは、これからご覧になる皆様に最後に映画全体を通して一言お願いしたいと思います。どんな感じで見ればいいでしょうか。
J: 僕は2回見せていただいたんですけれど、隙間の多い映画、だと思うんですよ。せりふがそんなにあるわけでもないですし、風景が、こう壮大な風景が広がっていくんですけれど、間が多い。で、その間(ま)で、見て頂く一人一人の方は自由に・・・なんというかトリップ、してほしいと思うんですね。僕は見ながらまったく違うこと考えたり、また映画の中の世界に入ったりしてましたから。ま、ずーっとぼーっとしてたら映画見た事にならないですけれど、余計なことを考える事も、この映画にプラスになってほしいなと。その時々の自分の感覚や感情を確認しながら見てもらえれば嬉しいなと、思います。
司: 今日はお一人では初めての舞台挨拶、本当に有難うございました。
J: (記者席に向かって)明日これ書いて下さいね(笑)


映画の感想もようやく書けますvが、また明日に。

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コメント

contessaさん、おはようございます。 さっき、「めざましテレビ」のニュース映像を捕獲してからこちらにやってきましたよ!! ずいぶんおしゃべりしていた様ですね?何度も同じボケをする辺り、「霧山くん」が抜けてないんでしょうかね~?(爆笑) (オダギリさんヘ)細かい事でなんなんですけど、「一人の舞台挨拶」って初めてでは無いですよね~?(笑) 「オペレッタ狸御殿」の京都・大阪・名古屋キャンペーンでも一人でしたよね…?(皆さんのレポによると) 別の作品に入っちゃうと、忘れちゃうんですね!!「恥ずかしい。」と素直に生コメントしているし、その辺は大目に見てあげましょう。(なんちゃって、なんてエラそうな私…(汗)) もし私がその場にいても、ほとんど何を話していたかなんて全然まとめられないアホな人間なので(キネ旬表彰式もドキがむねむね~ん(byクレヨンしんちゃん)でダメだったし(笑))、contessaさんには本当に感謝感激でイッパイです!! それはともかく、鮮やかなスカイブルーのレザー(?)のスーツ決まってましたね~♪ 「めざましテレビ」さん、ありがと~!! 朝っぱらからハイテンションで失礼しました。 contessaさん視線からの映画の感想が楽しみです。 

投稿: miri | 2006年2月24日 (金) 07時22分

追伸・「めざまし」では最後に喋った、〆のコメントを、「ズームイン」ではアリゾナの撮影現場で携帯が何回も鳴った話(「その辺が大陸だなー」との事(笑))をコメントしていました。 

投稿: miri | 2006年2月24日 (金) 08時10分

早速コメント有難うございますv miriさん、愛してます~!

>一人
そーなんですよ。最前列のカメラ席の人がたぶん違う、って合図送っていたんですが、司会の人は原稿に書いてきちっゃたらしくとまらなくて、オダギリ氏の方が逆にまあまあ、っていう感じでカメラの人をなだめていました。

>大陸的
そーか、それオダギリ氏が言ったんですね~メモが汚くて、書けなかった(おい)
・・・すみません、有難うございます。
実は本当にメモと記憶だけが頼り状態だったので、他にもヤバいところがいくつかあってですね(特にベルリンの後半)
また、気がついたら是非お教え下さい。頼りにしています(泣)。

投稿: contessa | 2006年2月24日 (金) 11時50分

contessaさん、こんばんは。 映画本編の方の感想も先程ちゃっかり拝読させてもらいましたよ♪ どうもありがとうございます。 私は落選組だったので(笑)、こんなに手に取る様にわかるレポートを愛情タップリに書き上げてもらって、嬉しくってもう感涙の極みですよ~!! (オダギリさんヘ2)オダギリさん、今回もとても苦手であろうマスコミ陣の列を前に(「スクラップ・ヘブン」直前・舞台裏深夜ミニ番組にてストレートに暴露(笑))してましたね…)、すごく頑張って面白いトークにしようとしたけれど、空(むな)しくも空(から)回りしてしまったんですよね? ショ~ンボリしないで下さいね!!(笑) 「SHINOBI」2回目の舞台挨拶でも、「僕も重大発表があります。」といって観客(私を含む)をドキドキさせておいて、「タクシーに足を挟まれました。」でしたね。(心でズッコケたけど、微笑ましくって一応笑いましたとも!!) これからもトーク頑張って下さいね。(笑) 
冗談はさて置き、私は「BIG RIVER」が本当に楽しみです!! どんな種類の作品でも、まだ果てしなく続くであろうこれからの俳優人生の内のひとつの試みであり、大いなる挑戦である事には間違いないので、(何を言いたいのか自分でもよくわかりましぇ~ん!!(滝涙))もう全身全霊でこの映画を受け止めますよ~!! 今回は、私の気持ちを表せる場所を提供してくれたcontessaさんに本当に感謝します!! 公開初日の舞台挨拶、是非ご一緒しましょう。ではまたね。(タメ口失礼!)

投稿: miri | 2006年2月24日 (金) 19時36分

追伸2・contessaさんのコメントをよく読み返してみたら、
「ひとり」発言は、司会者(男性?女性?)から言い出したんですね? オダギリさんの勘違いではなかった様で、これは失礼致しました。疑ってゴメンよ~。(笑) その場に関西や名古屋のファンの方がいたら「違うよ~。(笑)」とツッコミを入れたも知れませんが(by桜塚やっくん風で(笑))、なにぶん、マスコミ関係者向け試写会という事で、そういう事情だったんですね。 
contessaさん、オダギリさん、本当にお疲れ様でした!! 

投稿: miri | 2006年2月24日 (金) 19時53分

miriさん
熱いコメント、本当に有難うございますvv
映画評も読んで下さったのですね。
どうぞお気を悪くなさいませんように(涙)。

>もう全身全霊でこの映画を受け止めますよ~!!
いや、そのくらいの覚悟は必要かもしれないんですが(笑)
それでこそオダギリ氏の言う
「余計なことを考える事も、この映画にプラスになって」
「その時々の自分の感覚や感情を確認しながら見て」
いく事になるんじゃないかと思います。

最後の〆も、miriさんもご覧になったからおわかりになると思いますが
オダギリ氏、相当考えてあらかじめ用意してきたコメントだったと思います。
映画について話してしまうと○○なのはわかっているので、ではそれでも客を振り返らせるにはどうしたら良いかと言う、オダギリ氏なりの建設的提言・・・たぶん(笑)。
でもそこに、今までの行き当たりばったりのコメントには無い、大人としての自覚と真摯な姿勢が見受けられて好感が持てました。
もう30才ですから、これからも、今まで以上にますます多方面で活躍して欲しいと思いますvv

投稿: contessa | 2006年2月24日 (金) 22時12分

contessaさん、初めまして。
Big River完成披露試写会の様子を丁寧にレポして下さって本当にありがとうございます。残念ながら試写会の抽選に洩れてしまったのですが、contessaさんのおかげで、まるでその場にいるような感じで読ませていただきました。
マスコミ関係者の前でのコメントを得意としないオダギリさんですが、事前に熟考し、言葉を丁寧に選んで自分の考え、感じている事を伝えようとしている姿勢が分かりますね。
Big Riverが公開される5月が本当に待ち遠しいです。

投稿: Yuko | 2006年3月 1日 (水) 00時26分

Yukoさん、

こんばんは。初めまして。
↑は慣れない事で要領が悪く、ただ長いだけの文になってしまいましたが、喜んでいただけたのなら、嬉しいです。有難うございます。

>事前に熟考し、言葉を丁寧に選んで自分の考え、感じている事を伝えようとしている姿勢
一人で映画の宣伝をしなければならなかったからでしょうか、いくつか、自分であらかじめ考えてきたらしい、まとまった文章がありました。
特に、最後のオダギリ氏自身のまとめの部分は、実際に映画をごらんになる時、とても参考になると思います。映画の要諦も正直に述べつつ、聞く人を見る気にさせるこの上手な言い回しには、大変感心させられました。映画好きのオダギリ氏の面目躍如というか、もう立派な広告塔ですvv

ごらんになったら、是非Yukoさんの感想お聞かせ下さい。
楽しみにしておりますm(_ _)m

投稿: contessa | 2006年3月 1日 (水) 01時01分

contessaさん、こんばんは。
オダギリさんの最後のまとめのコメントを頭に入れてこの映画を鑑賞する事にしますね。
映画を見ているときの自分の感覚も大事にしたいな。

私も単館で上映される映画をよく見に行くので、これからもちょくちょくお邪魔させていただきます。

投稿: Yuko | 2006年3月 2日 (木) 00時37分

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http://contessa.txt-nifty.com/blog/2006/02/big_river__3380.html contessaさんのところに昨日のBIG RIVER(ビッグ・リバー)の舞台挨拶の様子がアップされています。 インタビューもきれいに拾ってらしゃるので大変分かりやすいです。 オダギリ氏がいっぱい喋ってますよ。なんだか霧山風味です。 「ちゃんと載せてくださいね〜」とか「ここはカットしてくださいね〜」とか仕切ってます。 ネタバレ無しなので安心してご覧下さい。(映画の感想はまた... [続きを読む]

受信: 2006年2月24日 (金) 05時49分

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