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2006年1月 4日 (水)

承知。

 昨日は古畑任三郎SPがあって、里見八犬伝があって、土方最期の日があって・・・初めて番組表とにらめっこする子供を見ました(笑)。うちは録画機器はは1台しかないので、3つのうち新撰組を見たがるであろう母の事をシンパイしてくれいたんですね。しかし母は「最初の30分で斉藤の出番は終わり」と察知済~(鬼)。古畑が始まるまでの間だけ土方見せて貰えばいい、という事になり一気に親の株をあげましたv ・・・その後古畑開始27分で「真犯人は石坂浩二だね」と口に出してしまい、また顰蹙をかいましたが>だってこれってYの悲劇・・・(1時間しかもたなかった親の威厳・笑)。

 久しぶりに見たサイトーは、やっぱりとってもかっこよかったです。史実とはチガウとわかっていても(笑)やはりカッコイイ役者さんにやってもらえれば斉藤一ファンが増えると思うので嬉しいです>それもどうかと思う(笑)  もうひとつよかったのは、会津に恩を感じて「残る」と言ったのが最初斉藤ではなく土方だったという設定。恩義を感じていたのは何も斉藤だけではなかった筈だし、巷間言われているような「斉藤だけが会津への恩を捨てきれず・・・」より、ここに誰かを残しあとは北へ行く事を組として決定した、という話の方が、ずっと納得できます。そしてその時手を挙げるのは絶対に斉藤だろうということも。あの「承知」は今までのどれより、命知らずで無謀で、でも重くて熱い「承知。」でした・・・

 以前、私が斉藤一が好きだと言うと「変わり者」呼ばわりされたと書きましたが(笑)、その話を大学の頃唯一笑わずに聞いてくれたのが、ひとつ上の先輩で会津所縁の方でした。かの地では、斉藤一は(部外者なのに)自ら死地に臨んだ義に熱い志士として、とにかくお覚え目出度いんだそうで。私も当時、もう既に斉藤一の謎にハマっていて、学生という身分を利用して、非公開の公文書や内部文書などずいぶん見せてもらいましたが、その時も藤田家(斉藤一の子孫)関連より、時尾さん(斉藤一の奥様・会津出身)筋からお願いしたほうが扉が開かれる事が多かったです。史学科の学部生レベルなら見当が付くであろうある特殊な事情で、斉藤一関連の資料は公開がかなわないものが多いのですが、でも巷に本や漫画で出回っているものの中には「それを見た」と思われるものがいくつか紛れていますから、手柄顔に2級資料の中から「独自の証拠」をあげつらう市井の歴史愛好家の手をすり抜け、こういう「わかる人にはわかる」という形で伝わっていく斉藤一というのも、会津らしくて、彼らしくて、いいなぁと今では思っています。

今回の斉藤一役は、オダギリジョー本人もありがたい事にとても気に入っているそうで「新撰組!!!」がやりたい(笑)と言っているらしく。会津編をやるなら是非、虚実の取り合わせが絶妙な「明治無頼伝」を下敷きにして欲しい、と〆にここでつぶやいておきますv

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