« 最初で最後の宴会(笑) | トップページ | シネ・アミューズ10thとアカルイミライ(2) »

2006年1月16日 (月)

嫉妬の香り(2)

 「トップランナー」という番組にオダギリ氏が出た時、司会の本上まなみさんが以前共演したドラマとしてこれを挙げ、「とってもマニアなドラマだったんですよね~(にっこり)」という紹介をしていましたが(その場にいる人の顔はなぜか映っていない・笑)、最初は、確かに女性陣お2人が別の意味で「話題」になっていたんでした。今残っているネット上の辞書だと、すごいあからさまな書き方(大根・・・)をされていますが、今まじめに見ると、そうでもないのにな、と何だか気の毒な感じがします。いや、あとでウルトラド級の破戒キャラが登場するのを知っている(笑)・・・のを差し引いても、です。
 舞台の俳優さんとテレビの俳優さんをそんなに分けて考えなくてもいい、とは思うのですが、こういう心理描写ばかりが続く話は、(昼ドラとはいいませんが)やはりテレビ、に向いていると思います。テレビは要所要所で、顔の表情なり、つぶやくようなせりふなりを、残らず掬っていけるからです。舞台はそれが「見えない」ので、補佐動作が入る。堺さんは、ここではそれをしてしまってますね。結果、一緒にいる時最大級の悪女である筈の川原さんが、その芝居を受け止めきれずにあんまり大きく見えない。堺さんはプロ、だからこそ、もう少し演技の出し入れを周りで言ってあげるほうが親切ではなかったかと。
 それから脚本に謎を感じるのは私が若くないから?!かも知れませんが。若いタレントに失態をなじられ水をぶっ掛けられる川原さんを、通りすがりの本上さんが見つけるシーン。川原さんが言う、「アナタにだけは見られたくなかった」・・・って逆じゃないですかね。私なら仕事で苦労してる姿は、天然タイプのライバルにはむしろ見ておいて欲しい、と思いますけどね。そしてさらに、「見られたくなかった」と言われてもそれを見つめてしまう本上さん。いや、私だってこんな場面で「見つめる」と言う指示が出ても、どんな顔したらいいのかわかりませんよ(笑)。かわいいキャラなんだから、とりあえずハンカチ出して拭いてあげるとか、ねぎらいの言葉をかけてあげて地雷を踏むとか(笑)、もっと自然な反応がいろいろあると思うんですが。「この表情から何かを読み取って!」と肝心のところをポーンと放り出すような脚本で、役者さんが大ry)と呼ばれてしまうのは、ちょっとあまりにも何だかな、と思います。

 いや、ポンと片隅に捨て置かれても「僕はこの後ストーカーになるんです!」という固い決意を、見事に眼だけで訴えていた見返り美人(笑)も、約一名いましたがvvv



<主な出来事>
会社のお客さんと打ち合わせの為、オダギリ氏ともう一人を連れて、ホテルの客の個室に向かう河原さん。ところが偶然、同じフロアの部屋に打ち合わせで入っていく寺脇さんと本上さん。自分と同じく、そこに「男女関係」は全く感じられなくても、「いずれそうなる」という確信に川原さんは縛られます。で「未来への復讐」「いずれつけられる傷のための薬」として、川原さんは堺さんを誘惑。わかりにくい理屈ですし(笑)堺さんも最初は取り合わないのですが・・・エレベーターが事故で故障して寺脇・本上ペアだけが大遅刻、さらに川原さんが仕掛けた「寺脇さんの香り」を、堺さんは見事に「残り香」と思い込み、ついに誘いにノッてしまいます。

|

« 最初で最後の宴会(笑) | トップページ | シネ・アミューズ10thとアカルイミライ(2) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 嫉妬の香り(2):

« 最初で最後の宴会(笑) | トップページ | シネ・アミューズ10thとアカルイミライ(2) »