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2005年9月28日 (水)

メゾン・ド・ヒミコ

やっと納品完了~修羅の日々も終わりましたm(_ _)m
これでしばらくは遊びます・・・・

今日早速↑映画行ってきました。
昔の友人から「見たらきっと泣くんだろうけど。」と以前から薦められていて、公開される場所がどんどん地方になっていく中(汗)さいたま新都心というとこまで行って、見てきました。

昔、私の友人♀はゲイCPと暮らしていて、そこに現れたゲイの元彼に恋してタイヘンだった事があります。その状況とこの映画は似てなくもないので、そんな心配をしてくれたのですが、やっぱりというか何と言うか、涙がとまらずにおりました。でも見てよかった。
私は老いたゲイの方はお向かいに住んでたお二人しか知らないのですが、映画は老人ホームが舞台なので、もっと強烈に突き抜けた、見かけからしてわかりやすい(笑)可愛い人たちばかりで、まずそれからして和みました。今は女よりも女らしいゲイか、男の色気で売るゲイか、色物か、生きていく路線としてそのどれかを選ぶみたいですが、この人たちにはそんな選択肢はそもそもなく、その「存在」でどこまでも押してる(笑)。ある意味正統派。老いているからごまかしが利かない、のかもしれないのですけど。
でも生きていく時にはどんな人で背負っている「重荷」が、たまたまその人にとって、ふと立ちすくんでしまうほどの重いものだったとして、それでもやっぱりその人は、その重荷と付き合って生きていくしかないんでしょうかね。

友人と同居していたゲイの片方が、私の脚を見て、「やっぱり五体満足が一番だよね」と言ってくれた事があります。別にこの脚はちょっと曲がっているくらいで日常生活に全く支障はないし、それより支障をきたしているとしたら「脂肪の塊」の方が確実に影響力大なんですが(笑)、それでも、その言葉は今でも忘れられないほど深く胸にしみています。それを口に出してくれたのは、後にも先にもその人だけだったからです。
映画の中で、ゲイに恋した女の子は、「私が男だったらよかったのに」と百万回考えたに違いない目をして、泣いていました。男のほうも「この重荷を下ろすことが出来るかもしれない」とすがるような思いでキスまでして、でも下ろせない。「ちょっとね。うらやましかった。あんたじゃなくて、あいつが。」そんな事言われたらもう泣くしかないじゃないですか 。
ほんとうに、どうにもならない。未来がない。そのたびに私の脳裏には「五体満足が一番」という言葉がフラッシュしていました。完全に揃ってなくても、それがこんな結果に終わっても、それでもやっぱりそれで行くしかないんだと。

最後はハッピーエンドになってますので救われますが。それよりも。
別れ際、女の子を見送って帰る男の、いかにもゲイな白いシャツの背中が、いつまでも目に焼きついて仕方がありませんでした。

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