« 手をつなぐ。 | トップページ | 「通常の三倍」 »

2005年7月22日 (金)

「三千世界」読みました(1)

えーと、ナイフとフォークならフォークが誘い受だと思うcontessaです。こんばんは。いきなりすみませんm(_ _)m
知り合いの御厚意で「三千世界の鴉を殺し」8巻までとプチ文庫3冊、一気に読みました・・・凄く凄く面白かった証拠に9,10巻も速攻買って読み終わりましたともv英語のスラングにお詳しい方々、このシリーズには元意のままの"purple heaven"が出てきますのでご注意を~(笑)。

明日から泊まり行事なのでまた帰ってきてからゆっくり書きますが、話の面白さもさることながらユング心理学をかじった事がある人なら、この作品を通して現れている津守さんという書き手について、その心象風景について、凄く興味が湧くと思います。たぶん、ただひたすらエピソードを連ねる、という一種「何も外郭のない」連術形式も、生身の作者自身が投影される確率が高くなっている理由でしょう。商業誌として出版されているとはいえ、そういう読まれ方は作者の本意ではないと思いますが、結局「書く」ということは多かれ少なかれ自分を切り刻むということなのだなぁ・・・としみじみ思いましたです。

ちなみに、私がこの作品でただ一人共感したのはルシファードという主人公ですが、それはこの主人公が作者の投影スクリーンとなっているせいで、突出して書き込まれている、というのもあります。そうして私自身がどうしようもなくのめりこんだのが「人魚」だったあたり、私は主人公ではなく、そのスクリーンの裏の作者に共鳴しているのかもしれない・・・と思ったことでした。

|

« 手をつなぐ。 | トップページ | 「通常の三倍」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「三千世界」読みました(1):

« 手をつなぐ。 | トップページ | 「通常の三倍」 »